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音楽療法てなんでしょうか??NO17

このコラムを書かせて頂くようになり、音楽療法のお問い合わせを頂き、興味をおもちなのが伝わってきます。

しかしお問い合わせを頂く際、「音楽療法希望なのか?」おっしゃらないお子様がどんな障がいをお持ちなのか 場合も多くあります。

 音楽療法士として「発達障がい」と診断されたお子様と音楽でふれあうためには正確な報(査定・アセスメント)がなければ、私がお子様を理解するために見落とし、見誤りもあるかと思います。

そして何よりもお子様の状態を理解するのに時間がかかってしまいます。

 いざ音楽療法にいらっしゃっても、「少し人見知りをします」だけでは明確な情報とは言えませんなぜなら健常なお子様も人見知りは大なり小なりあります。

音楽療法に初めていらっしゃって「実は自閉症スペクトラムです」と ことも多くあります。

そして初めての場所にパニックを起こして音楽療法室から飛び出して事故にあったではすまされません。

確かに「お子様の障がいを受け入れる」には時間がかかります。しかし安全に音楽療法をすすめて行く上でも、わかっている事をお電話の際お知らせいただきたいのです。

また、お子様の前で話すことは避けたいと心がけています。自分のことを言われていると感じるお子様もいらっしゃるからです。(雰囲気でも伝わります)

電話で以下の事をお知らせ頂けると助かります。

1)障がい名

2)家族構成

 3)生育歴(何ヶ月でハイハイしたや喃語がでたなど)

4)発達の状況(これは療育受けてあれば記録があるかと思います)

5)音の好み・嫌いな音・好きな音楽

6)聴覚過敏か視覚過敏

 7)好きな活動

WISKテストや医師の診断コピーなどがありますと助かります。

お子様と向き合うために、事前に情報を得て把握し「目の前のお子様をさらに私なりに理解しながら音楽療法進めること」が必要なのです。

そしてそれからお子様を理解して音楽で向き合うにはお子様との信頼関係がなければ成り立たないのです。

信頼関係を作るためにお子様の様子を理解しておく・・ともいえます。

楽器の選択・音の高さ・音の質などで危険をももたらすこともあります。最初の音楽療法は事前情報を考慮して細心の注意をしながら音楽・音を提供しています。

 

次回からは聴覚・視覚・触覚などの感覚と音楽療法を細かく見ていきたいと思います。 

詳しくはブログに記載しています。是非ごらんくだい。

http://amebro.jp/gon0515/

HP ://beaton7music.com

江口奈々子


 

~もやもや~

3月は別れの季節(仲のよい友達の転勤や担任の先生がかわるなど)

4月は新しい第一歩(新しいクラス・新しい担任の先生など)

この時期、大人でさえ別れと出会いに緊張したり、気を使ったりして疲れますね。健康なお子様も適応できないで「もやもや・イライラ」しています。

そして5月によく言われる「5月病」

コミュニケーションの苦手なお子様にとっては、「言葉で表せずもやもや・イライラ」が長期的に続きます。

「どうしたの?」と尋ねても「わからない」はっきりとした出来事(いじわる・友人ともめた・など)ではないため、自分自身原因がわからない事があります。

 ある自閉症スペクトラムの男の子です。小学6年の2月から落ち着かなくなり、

音楽療法室をうろちょろうろちょろして楽器にもピアノにも集中出来ない事がありました。

そんな時、あえて何も音楽療法もしませんでした。ただ同じ空間を共有して一緒に過ごすだけが1ヶ月ありました。

3月の卒業式が終わってからです。「僕、どうなるのかな?」とぽつり。

「何が?」と尋ねると「わからないけど、4月から中学。中学って小学と違うの?」

そう、彼の中には中学生活の不安があるようですが、具体的に何がどう不安なのかわからないのです。

ここで再び音楽です。卒業式などで歌った歌を歌い、歌詞について一緒に考えるのです。絵も描きました。

「小学校では○○楽しかったけど中学でもあるのかな??」

小学校での楽しかった事、嫌だった事が、また他にも何かあるのか?

具体化して言葉にしました。絵でも表現されていました。楽しかった事、辛かった事などなど。

歌と絵で具体化することで、彼は心の中がすっきりして4月の中学生活を始めました。

 

 

 

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nana

日本音楽療法学会認定音楽療法士
初級カウンセラー
スクールカウンセラー
薬剤師
日本音楽療法学会正会員
日本芸術療法学会会員
日本カウンセラー学会員
ヤマハエレクトーン・ピアノ講師

ピアノ・エレクトーン以外に、ギター・ドラムも楽しんでいます。作曲・アレンジもしてますよ(^o^)

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