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<第1回>がんと共に生きる女性を支えたい

現在、日本人の2人に1人はがんにかかると言われています。 中でも、女性がかかりやすいがんの第1位「乳がん」。

私は昨年まで、乳腺外科のある病院の理学療法士をしており、年間100人程度の乳がん患者さんに関わってきました。

そこで学んだのは、乳がんの治療は手術して終わりではないということ。乳がんは、比較的予後が良いと言われており、長くつきあっていく病気であるからこそ、診断後の生活の質が大事だと知ったのです。

では患者さんたちの生活の質を下げている原因とは何でしょうか?患者さんの多くは、体の痛みによって、今までできたことができなくなり、生活の質が下がっているようでした。

例えば、術後は痛みや恐怖心のため、腕が上がらなくなります。腕が上がりにくいままだと、洗濯物は干せないし、ドライヤーは使えないし、とても不便です。また元どおりに腕が上がっても、重くてだるかったり、腋の違和感がとれなかったり、肩こりに悩まされていて、生活を楽しめていない場合もあります。

そのようなトラブルの原因の一つは、手術側の腕をかばってしまい、関節が動きにくくなっていたり、動かさないせいで循環が悪くなり、筋肉がこったりしていることが挙げられます。実際、乳がん術後の方の首や肩、背中はがちがちにこっています。そんな状態で運動をしても、余計に痛くなり逆効果ですが、セルフケアでなんとか治そうと自宅でトレッチや体操をがんばる方たちをみていて、病院勤務の私は「何か私にできることはないだろうか」と常に思っていました。

さらに入院中のリハビリを担当した方に「退院後は、どこに通えばいいかわからない」と相談されることが増え、乳がん術後でも安心して通えるサロンがあればなあとも思っていました。そして、ついに「だったら自分がやればいい」と決心して、昨年9月に病院を退職して開いたのが、女性専用個室サロン「メディカル・マッサージはんなり」です。次回に続く。

「メディカル・マッサージはんなり」

〒830-0033福岡県久留米市天神町131-2新生マンション天神501

TEL:080-2700-3570 📧hannari-nakano@docomo.ne.jp

HP:http://www.massage-hannari.info/

代表:中野郁子

理学療法士・ピンクリボンアドバイザー。母のがん闘病を機に医療職へ。久留米市内の病院でがんリハビリテーションに携わった経験から、がん患者さんが安心して通えるサロンを作ろうと独立。2児の母。
 

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